2011年10月16日日曜日

シャーマンを探す旅 その2

遠くから雷鳴が聞こえてくる。
雨もぽつりぽつりと降り出してきた。
時折、雲間から陽が差し込み、足元の赤詰め草や名前のわからない白い花を照らした。
頭上の鳥が強風に煽られている。
青鷺だろうか?
雨が強く降り出してきた。
見る間に対岸の工場が霞んでいく。

ここ、そして、ここではないどこか。

僕はずいぶん遠くまできてしまったのかもしれない。

岸辺には薄紅色の花がよく似合う。

一陣の風が耳をかすめる。昔聴いた歌のメロディーのように。

2011年10月6日木曜日

sad Mac






















心よりご冥福をお祈りいたします。

あー、オレもジョブスに人生を狂わされた男の1人だな・・・いい意味で。

2011年10月1日土曜日

いつも、空ばかりみていた。

海辺の高台に上って、空をみあげた。
風が少し冷たく感じられた。
今年の夏も終わるんだな。

眼下にはJ・G・バラードの結晶世界のような海が太陽の光を反射し、
ボブ・ディランが歌っていた風に吹かれているはずの答も、
海からの強い風に吹き飛ばされて、 ぼくたちは答を見失った。


札幌発信のWebマガジン「FIL」8月号に書かせていただいたものです。




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